「昆虫に見る低レベル放射能の影響 」 それは原発や再処理施設の風下でも

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私はチェルノブイリ原発事故で広範囲の汚染地域の人や動物、鳥への影響は心配しましたが、昆虫のことを考えたことはありませんでした。
 チェルノブイリへの支援を長年続けているチェルノブイリ救援・中部機関誌「ポレーシェ」NO.115号(2010.01.31)の連載「昆虫に見る低レベル放射能の影響」(筆者 河田昌東氏)に、「カメムシ」の奇形のことが、わかりやすく、紹介されていました。

カメムシの奇形は、
・チェルノブイリ原発事故によるスウェーデンの汚染地域で多数発見された。
・原発や再処理工場の風下地域で多く採取した。
 場所によっては30%ものカメムシに触角、羽、色素異常などの奇形が見られた
とあります。

 なお、カメムシの奇形については10年程前の「ネイチャー」にも載ったと、河田氏。

 25年間調査を続けたコルネリア氏と紹介してくださった河田さんに感謝します。

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連載70 昆虫に見る低レベル放射能の影響

     放射能は種の多様性を脅かす

チェルノブイリ事故から、今年で24年目になるウクライナやペラルーシ・ロシアなど チェルノブイリの放射能がたくさん降り注いだ地域では、人々の病気や動植物の自然界における奇形や突然変異か知られているが、これらの国の外で何が起こっているのかはあまり知られていない。最近になって明らかになった、ヨーロッパの国々における昆虫の異変は、低レベル放射能の影響が、チェルノブイリだけでなく原発周辺でも起こりうることを示している。スイスの科学イラストレーターの25年間の研究を紹介する。

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詳しくは、添付でご覧ください。

  同じ号の事務局便りに
小金井市放射能測定室からの情報として、ベルギー産ブルーベリーコンポートから、セシウム137が高い値で測定され、フランス以北のヨーロッパのブルーベリー製品にこの傾向が強いこと。
チェルノブイリ原発で汚染された北欧はピートモスが採れる。ブルーベリーから検出されたセシウム137は、ここから運ばれたのではないかとの測定者の言葉が、紹介されていました。

チェルノブイリ原発事故の放射能がイタリアで薪の汚染として確認され、ある時はお菓子から測定される。チェルノブイリ原発事故の影響は「今」のことだと実感します。


 「ポレーシェ連載、河田氏の、なるほど!コラム」NO.23~NO.66までアップされています。

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