伊那谷のみなさん 風船で調査 浜岡原発から放射性物質拡散予測


「ほとんどの風船は内陸へ飛んでいった」とのこと、到着地域からの連絡が待たれます。


信濃毎日新聞

「浜岡原発から放射性物質」想定 広がり方風船で調査
  08月19日(日)
http://www.shinmai.co.jp/news/20120819/KT120818SJI090006000.php

浜岡原発(左)を望む海岸から風船を飛ばすプロジェクトメンバーら=静岡県御前崎市


 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)で事故が起きたら放射性物質がどう広がるか調べようと、南信地方を中心とする有志約150人でつくる「とばそう赤い風船プロジェクト」が18日、浜岡原発に近い御前崎市の海岸から風船千個を飛ばした。風船を拾った人から情報を寄せてもらい、分布図を作って関係自治体などに送る計画だ。

 プロジェクトメンバー16人と地元静岡県の住民9人が浜岡原発の東約1キロの海岸に集合。賛同する静岡県湖西市、牧之原市の両市長のメッセージと、上伊那郡中川村の曽我逸郎村長の「(この取り組みが)原発から距離がある場所に住む人にも放射性物質が降り注ぐ危険があることを教えてくれるでしょう」とのメッセージが読み上げられた。

 メンバーらは、ヘリウムガスでピンクの風船を膨らませ、午前9時半から午後2時半ごろまで飛ばした。ほとんどの風船は内陸へ飛んでいった。風船には調査の趣旨と連絡先などを記した札を付けてあり、見つけた人に連絡を呼び掛けている。

 御前崎市の伊藤実さん(71)は「原発事故の被害の広がりが明らかにでき意義がある」と指摘。山梨県南アルプス市の関琴恵さん(58)は福島県南相馬市からの避難者で「(原発事故で)故郷を離れなければならない人を無くしたい」と話していた。

 プロジェクト事務局長の中川賢俊(まさとし)さん(60)=下伊那郡高森町=によると、風船の発見連絡が50件前後になれば分布図を作る予定。「関心を持ってほしい」という。問い合わせは中川さん(電話080・8856・3161)へ。


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