早くも破綻した環境省、国土交通省の下水汚泥・がれき処理処分計画 群馬県内処分場の侵出水からセシウム

群馬県9月20日の行政情報です。
 <修正あり2011.9.26 更に修正2011.9.27>

 修正 伊勢崎市「清掃リサイクルセンター21」に問い合わせて確認したところ、
     伊勢崎市の最終処分場に埋め立てられている灰は、下水汚泥ではなく、一般廃棄物の焼却灰でした。

 群馬県は国の方針のに沿って上下水道の汚泥焼却(溶融など)し、処分した、その処分場の排水(侵出水)からセシウムが国の基準を超える検出を確認したと、9月20日に発表しました。

 国の基準は、以下とされています。

 群馬県のウェブ
【9月20日】上下水処理等副次産物の処理施設における放射性物質の測定結果について(廃棄物・リサイクル課)   
「排出水中の放射性セシウム134濃度」の「排出水中の放射性セシウム134のみの線量限度」に対する割合と、「排出水中の放射性セシウム137濃度」の「排出水中の放射性セシウム137のみの線量限度」に対する割合の和が、3か月平均で1を超えないこととされています。
 

しかし、場合問題なのは、「3ヶ月平均で1を超えないこと」ではなく、少なくとも、今年3月以降に埋め立てた焼却灰を埋めた処分場からセシウムを含んだ侵出水が1㍑あたり、数ベクレル、数十ベクレル、百ベクレルという数値で確認されたことです。
 
   ※浸出水 処分場に埋立た物から浸みだした水が、処分場の遮水シートで集められたもの。
   ※放流水 浸出水を水処理施設で処理して河川に排出として放流する。
           (最終処分場の水処理規程で処理した後の水を河川に放流する際の濃度)

 しかも、下記の国の基準は原発排水の濃度です。つまり、一般廃棄物処分場や産廃処分場は原発とみなして原発の排水基準をあてはめたのです。
 ちなみに焼却施設の排ガスの放射能量も原発の周辺監視区域外の空気中の濃度限度を下回る値だから問題ないと、原発の基準をあてはめました。つまり下水汚泥や廃棄物焼却施設は、原発とみなしています。
 
 都合次第で原発の基準を何にでも適用する環境省のデタラメ政策が、埋立早々に破綻したのです。

 原発汚染列島の、二次、三次汚染の始まりです。
 


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 参考
 注3 セシウム134のみの場合の排出水中の線量限度は、60 Bq/kg。セシウム137のみ
     の場合の排出水中の線量限度は、90 Bq/kg。
   線量限度比較のための換算式(排出水中の放射性セシウム134の放射能濃度[Bq/kg])
   /(排出水における放射性セシウム134のみの線量限度[Bq/kg])+(排出水中の
   放射性セシウム137の放射能濃度[Bq/kg])/(排出水における放射性セシウム137
   のみの線量限度[Bq/kg])
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伊勢崎市の処分場の浸出水と放流水の値
  浸出水 
            Cs 134    Cs 137
     2011.7.15 9 Bq/l 11Bq/l
2011.8.10 62 Bq/l 71Bq/l
     2011.9.12   108 Bq/l 115Bq/l
            

   放流水           
                Cs 134    Cs 137      
     2011.7.15   12 Bq/l    12 Bq/l      
  2011.8.10  31 Bq/l     32 Bq/l  
   2011.9.12   69 Bq/l   80Bql /l

 
(株)ウエイストパーク草津 
               Cs 134    Cs 137
   侵出水
      
     2011.7.20 34Bq/l 48Bq/l
2011.7.27  22Bq/l 26Bq/l

放流水
     2011.7.20 33Bq/l 33Bq/l
2011.7.20 12Bq/l 16Bq/l

漏れ出る割合が月を経るごとに増加しています。
国の放射能汚染灰や溶融スラグの埋立政策は破綻しています。










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