三菱重工 仏・アレバと提携 ウラン燃料、MOX燃料等の開発、製造、販売へ

 日本は資源を輸入し製品を輸出する政策を国是とし、米の生産を抑制してまで工業製品の輸出拡大を進めました。トヨタ自動車の海外進出がその典型です。ところが輸出も海外工場もアメリカ経済の破綻で打撃を受けています。

 日本はこの経済危機をグリーン雇用で農業、林業、漁業そして自然エネルギー促進で再生すべきですし、私はそうした方針を持った政党を支持します。(日本では経済危機がなくても食料の受給率向上は必至です。)

 ところが三菱重工業が仏・アレバ社と提携し原発やMOX燃料の開発や製造し、海外に向けても販売を進める計画です。車の次は原発の燃料輸出!?
 日本の原発依存、原子力の中毒にさせるわけにはいきません。私は三菱の製品お断り。

  
 2008年12月22日、中日新聞や西日本新聞、山陽新聞などが、「三菱重工業が、原子力発電事業でフランスのアレバとの提携を拡大し、原子力発電所用の燃料の共同生産に乗り出すことが21日分かった。」と報道しました。

◆西日本新聞
原発で仏アレバと提携拡大 三菱重工、燃料共同生産へ 
 
2008年12月21日 15:40 カテゴリー:経済
 三菱重工業が、原子力発電事業でフランスのアレバとの提携を拡大し、原子力発電所用の燃料の共同生産に乗り出すことが21日分かった。世界的に原発の需要が高まる中、競争力を強化し、受注増加を狙う。

 具体的には、三菱マテリアルと三菱重工業が出資する燃料加工会社、三菱原子燃料にアレバが出資。三菱側もアレバグループに出資する方向。

 三菱重工は加圧水型軽水炉(PWR)のプラントを手掛けており、三菱原子燃料もこれまでPWR向けの燃料を生産。アレバは東京電力などが採用する沸騰水型軽水炉(BWR)向けの燃料の製造技術があり、今後こうした技術を三菱側に供与する。

 地球温暖化対策の一つとして世界各国で新規の原発建設計画が浮上。将来的に原発運転に欠かせないウランの需要が拡大することも確実視されており、三菱重工とアレバは燃料分野の技術力を高め、ライバルの日立製作所-米ゼネラル・エレクトリック連合や、東芝グループに対抗する。


三菱重工業ウエブ


2008年12月22日

三菱重工業株式会社
三菱マテリアル株式会社
三菱商事株式会社
AREVA

総合原子燃料事業会社を4社合弁で発足 
設計・開発から製造・販売までを一貫して手掛ける
 三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)、三菱マテリアル株式会社(同、三菱マテリアル)、三菱商事株式会社(同、三菱商事)の三菱グループ3社は、AREVA を加え、原子燃料の設計・開発から製造・販売までを一貫して行う総合原子燃料事業会社(以下、新会社)を合弁で発足させることとし、合弁会社の事業範囲や組織原則、手続きなど今後の方向性を定めた基本合意書に署名した。地球温暖化防止の取り組みなどを背景に、原子力発電の重要性が世界的に高まっていることを受け、原子燃料事業を強化するのが狙い。


4社は今後、この基本合意書に基づき、原子燃料事業に関するそれぞれの技術、経験、実績を結集しながら、具体的な事業計画を詰めていく。

新会社は、茨城県東海村にある三菱原子燃料株式会社(株主構成は三菱マテリアル66%、三菱重工34%)を承継会社とし、三菱重工、三菱マテリアルおよびAREVAから関連事業の移管を受けるとともに、三菱商事が新株を引き受けて、2009年前半に総合原子燃料事業会社として生まれ変わる計画。

新しい株主構成は、三菱重工35%、三菱マテリアル30%、AREVA 30%、三菱商事5%で、従業員数は約550名。2020年の売上げ約500億円を目指す。

新会社は、総合原子燃料事業会社として、国内市場において、加圧水型原子炉(PWR)、沸騰水型原子炉(BWR)用のウラン燃料、混合酸化物(MOX)燃料、および高温ガス炉用のウラン燃料を供給するとともに、再転換役務などの関連サービスを提供する。また、海外市場では、三菱重工の設計によるPWR燃料を以って独自に参入し、三菱燃料の海外事業の拡大をはかっていく。

三菱重工はAREVAと、米国市場向けの原子燃料製造設備建設に向け、共同出資する方針でも合意した。



事業(本)部:原子力事業本部
以  上




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