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zoom RSS 「高速炉の商業化はできない」 有害度低減 「正確ではない」 原子力委員会 

<<   作成日時 : 2016/12/23 07:24   >>

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 原子力委員会は2016年12月22日に臨時会議で、12月21日の原子力関係会議で決まったもんじゅの取り扱いの方針と高速炉開発方針等を内閣官房、経済産業省、文部科学省から報告を受け、見解を述べました。 会議にリンク

 阿部原子力委員が高速炉で有害度低減に触れた部分のみ、書き出し。
 【地層処分の専門家からの異論が出ているので、申し上げる。高速炉で高レベル放射性廃棄物の有害度低減という表現は正確ではない。もし述べるとしたらフランスが述べているように全アクチノイドのリサイクルと述べた方がよい。

 高速炉による全アクチノイドリサイクルはできても、できなくても、地層処分は必要。 
高速炉の役割は発電であって、全アクチノイドのリサイクルするための技術的課題が克服できれば、使える可能性があるというもの。】 

 
 

中日新聞216.12.23 2面

もんじゅで原子力委員長
後継炉「商業化できぬ」

 政府が高速増殖原型炉もんじゅの廃炉と、後継の高速炉開発を正式に決めたことを受け、国の原子力委員会の岡芳明委員長は22日の臨時会合で「発電コストが高い高速炉は、電力の競争環境下では商業化できない開発の工程を作る前に、ビジネスとしての成立条件や目標を検討すべきだ」と述べ、政府に慎重な対応を求めた。

 岡氏は、政府が核燃料サイクル政策を維持し高速炉開発を続けることは支持したが「高速炉はすぐに利用できる状態ではなく、現在の国民の便益には直結しない。もんじゅの反省を踏まえ、今後の方策を考える時期だ」と指摘。「教訓を踏まえず、高速炉開発ありきでこのまま突っ走れば船は難破する」と述べた。

 高速炉は、基礎研究の「実験炉」から発電技術を確立する「原型炉」、経済性を確かめる「実証炉」の各段階を経て「商用炉」で実用化される。岡氏の発言は、サイクル政策の継続ありきで、開発を進めようとする姿勢に一石を投じた。

 また岡氏は「日本に蓄積したプルトニウムを減らすには(一般の原発で消費する)プルサーマル発電が重要だ」として、高速炉での消費が現実的ではないと強調した。さらに高速炉が放射性廃棄物の有害度低減に使えるとする政府の説明を「正確ではない」とも批判した

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毎日新聞

原子力委員長
 「高速炉の商業化はできない」 政府に注文 
リンク

毎日新聞2016年12月22日 22時44分(最終更新 12月22日 22時44分)

 政府が高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を廃炉にし後継の高速炉を開発する方針を決めたことについて、国の原子力委員会の岡芳明委員長は22日の臨時会合で「コストが高い高速炉は、競争環境下にある電力会社は使えず、商業化できない。まずビジネスとしての成立条件や目標を検討すべきだ」と、政府の進め方に注文をつけた。

 岡委員長は、高速炉について「研究開発の段階で、現在の国民の便益には直結しない」と指摘。「商業化を前提に地元に説明しているなら、方向転換すべきだ。もんじゅの教訓を踏まえず、高速炉開発ありきでこのまま突っ走ると、船は難破する」と批判した。高速炉開発の必要性は認めたが、建設費などのコストが一般の原発より高く、実現性を慎重に検討するよう求めた。【岡田英】


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