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行政刷新会議 2009年11月17日3-36 「もんじゅ」の検討 行政刷新会議の評決でワーキンググループ結論は「見直し」でした。 備考には、「経済産業省と文部科学省の責任、役割分担が不明確であり、その整理をしなければ結論を出すのは困難。ただし、その前提の上であるが、もんじゅ本体の再開は残し、それ以外は凍結という大方の方向も示された。」とあります。 しかし、予算計上の見送りが2名、運転再開やむなしとしながらも、予算の削減を6名、組織の見直しを1名が指摘しています。それらを全く反映しない、枝野氏議員の強引なまとめだと思いました。 ●財務省の説明(極力、発言のまま) ・もんじゅ:ナトリウムもれ以来14年間停止している。その間4回運転再開を予定したが、全て延期になった。 ・経費:建設費及び維持管理費が21年度までに、9000億円の国費が投入された。 運転停止中の維持管理だけで2300億円、年間200億円前後、1日当たり、5500万円が投入されている。 ・事業の必要性:14年間運転を停止しており何らの研究成果が上がっていないもにかかわらず、毎年莫大な経費を要している。来年3月に運転再開を目指しているが、今後とも、莫大な経費を投入すべきか否か。必要性を検証する必要がある。 もんじゅの運転に要する運転費、物件費について、毎年の実績を反映しながら経費節減を徹底的に行う必要があるのではないか。 ●仕分け人はもんじゅを止めたらどうなるか、国民の合意形成ができているか、運転再開を延ばせないのか、インドに先を越されるとなぜ困るのか、政策が変わったら見直しがあり得るなど意見がありました。 ●要求側は、ロシアの原子炉は増殖させていない、原子力大綱やエネルギー基本計画に示された計画に沿って実施する必要がある、ウランが枯渇しないうちに高速増殖炉サイクルを廻す必要がある、再開しないとインドに先を越される可能性があるなどでした。 【まとめの部分のみ (極力、発言のとおり)】 ・枝野議員 シートの分類の結果報告 ・予算計上の見送り 2名 ・予算縮減他 7名 (運転再開やむなし) 7名の内訳 半額削減 5名 2割削減 1名 その他 組織の変更 1名 材料炉はその進み方を見ながらで良いのではないか。同時に、エネルギー政策との関係でどう位置づけるかという整理が必要というコメントが4名の方から寄せられている。 取りまとめ役の責任と判断で言うが、その点議論が十分に深まってはいなかったと思っている。途中で説明してくださいと言ったが、そもそも組織としてそのようになっていないという前提がある。(※枝野議員はこの日第一ラウンド終了の記者会見でもんじゅは全体としてのエネルギー計画があって、その中の1パートをやっているので、全体を見ないともんじゅについての評価はできないと、質問に答えました。) 結論 原子力政策の見直しの中で場合によっては、材料試験炉については、凍結を含めた見直しを行うと、させてもらう。 次の原子力関連でもう一つの核燃料廃棄物の研究開発・文部科学省の独法がある。法律問題としては原子力開発とエネルギー政策全体をどうするかという議論がある程度ないと、生煮えの議論になる。このもう一コマは引き取らせてもらい、議論のあり方、議論がうまくできるかどうかの整理を国会議員チームで整理したい。 委員から 論点として、プラスチックは分解しないままごみとして残っている。地下深くに埋めたものがどうなのかという科学的な部分も示してもらって議論にしてほしい(したい?)。 枝野議員 原子力発電で必ず廃棄物が出て、地下深くに埋めなければならない。それを全体のコストとしてどう考えるかというのは、文部科学省ではなく、資源エネルギー庁が所管している。事業仕分けという性格上、予算を要求していない役所に来てもらうというのはどうなのか。場合よっては大臣とも相談して第2ラウンドでどう扱うかということを・・・。 もしかしたら、逆にミクロで事業は事業で別の次元であるが、コストの問題という切り口で取り上げることがあるかもしれない。そういうことも含めて残りのコマについて引き取らせてもらいたい。 この時間帯の結論を私の責任で若干あいまいにさせてもらった。 ●感想 ・枝野議員の発言「若干あいまい」どころでなく、強引なまとめ。 予算計上の見送りが2名、運転再開やむなしとしながらも、予算の削減を6名、組織の見直しを1名が指摘しています。それらを全く反映しない、強引なまとめだと思いました。残念ながら委員から反論はありませんでした。 ・ 財務省の視点で、エネルギー政策及びもんじゅの見直のをすべきだです。 ・予算提出側の説明資料は適切だったか。 日本では発電で使ったプルトニウム以上にプルトニウムが得られる原子炉として「高速増殖炉」計画を推し進めています。 予算要求側の説明者の資料(事業番号3−36−(1) 事業/制度の必要性)で、 「近年、諸外国も高速増殖炉研究開発に強力に取】り雑み、フランスのみならず、中臥インドも急激に追い上げつつある中、高速増殖炉の世界技術標準を巡る歳争が激化しているところであり、重点的な研究開発の取組が必要である」 と記載しています。 ところが事業仕分けの場で、質問に答えて「ロシアの原子炉は増殖をしていない」と言いました。 また、インドは2006年IAEAの査察を受けない民生用施設から査察を受けない施設に変わった。つまり軍事用プルトニウム獲得のための施設に変わったと、プルトニウム利用問題に詳しい方から教えていただきました。 このことから、高速増殖炉を強力の推し進めている国からロシアとインドを削除すべきです。 ・多くの人に、もんじゅがどんなに金のかかるものか、知らせることはできた。 ★高速増殖炉の見通しの無さについては、次の機会に記します。 |
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